【注意】マイクロブタを飼うと後悔する？デメリットや注意点まとめ！

「マイクロブタって可愛いし、飼ってみたいな…でも後悔しないかな？」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

小さくて愛らしい見た目に加え、人懐っこくて賢いマイクロブタは、近年人気が急上昇中のペットです。

でも、いざ一緒に暮らし始めてから「こんなはずじゃなかった！」と後悔することも少なくありません。

この記事では、マイクロブタを飼う前に知っておきたいメリットやデメリット、そして注意点をまとめました。

マイクロブタを家族に迎えるための心構えを一緒に考えながら、マイクロブタとの素敵な生活をイメージしてみましょう。

マイクロブタってどんな動物？

「マイクロブタ」という言葉、最近よく聞きますが、実際にはどんな動物か知っていますか？

まずは、マイクロブタの特徴や魅力をカジュアルに解説していきますね。

マイクロブタの特徴とは？

まず、「マイクロブタ」は特定の品種名ではなく、体重が20kgから40kgほどの小さなサイズのブタを指す総称です。

イギリスで2000年代に登場して以来、愛らしい姿で人気を集めています。

生まれたときは300gほどと手のひらサイズのマイクロブタですが、成長すると中型犬くらいの大きさになります。

大人になっても犬よりも臭わないうえ、ほとんど毛が抜けないので、室内飼いに向いているのも人気の理由のひとつです。

食いしん坊で食べ物への関心が強いのも特徴で、エサを与える時は可愛らしい「ブブッ」という鳴き声を出して催促してきます。

健康で幸せな生活を送るためには、食事や運動の管理が欠かせません。

小さいけれどなかなかパワフルなところも魅力なんです。

マイクロブタとミニブタの違い

ミニブタと混同されがちなマイクロブタですが、実はちょっと違います。

ミニブタは一般的に40〜100kgほどに成長するのに対し、マイクロブタはその半分以下のサイズを目指して改良されたもの。

つまり、ミニブタよりもさらに小さなサイズのブタを指して「マイクロブタ」と呼ぶんですね。

大きさは違うけど、どちらも魅力たっぷり！成長しても愛らしさはそのままです。

性格や賢さで選ばれる理由

マイクロブタのにこちゃんです🐖🩷
広い隔離室を自由に歩き回ったり、ご飯をおねだりしたり、スタッフと遊んだり楽しそうに過ごしていました🔆
にこちゃんのかわいさにスタッフもメロメロです❣️
また遊びにきてね〜🐷 pic.twitter.com/g6S7KZxyr2

— 阿久津獣医科医院 (@akutsu_vet) October 18, 2024

マイクロブタはとても賢く、好奇心旺盛な性格が魅力です。

特に飼い主さんに懐きやすく、しっかりと教えれば「お座り」や「待て」などの指示に応えるようになりますよ。

さらに清潔好きな一面もあり、トイレも覚えられるため室内での飼育がしやすいんです。

また、感情表現が豊かで、うれしいときには笑ったような表情を見せたり、ご飯を待つときには「ブッブッ」と鳴き声でアピールしてきたりします。

飼い主さんに甘えたり、後をついて歩く姿もまるで小さな子どものようで、癒されること間違いなしです。

飼育環境と必要なスペース

最近のぞいてくるおもち👀 pic.twitter.com/D8SEiK03i0

— おもち🐽🖤マイクロブタ (@omochi_micropig) October 22, 2024

マイクロブタを健康に育てるには、適切なスペースと環境の確保が必要です。

室内でのびのびと動けるスペースを準備するのが基本で、特に鼻で掘ったり物を動かしたりして遊ぶ習性を生かすためのおもちゃやクッションなどがあると良いですね。

また、夏場や冬場の温度管理も必須。

ブタは体温調節が苦手で、暑さや寒さが苦手です。

暑いときには冷房、寒いときには暖房で24度前後を保ってあげましょう。

さらに、日常のお世話として毎日の運動や散歩も必要です。

狭い住環境でストレスがたまらないよう、広めの場所で思う存分動き回れる時間を作ってあげると、ブタも喜んで健康を保てます。

広々したスペースがあるとより快適に過ごせそう！季節による温度管理も忘れずに行っていきましょう。

マイクロブタを飼って後悔する理由と注意点

「マイクロブタを飼ってみたい！」と思う方も多いかもしれませんね。

でも、飼い始めてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうケースも少なくありません。

ここでは、マイクロブタを迎える上で知っておきたい注意点を紹介します。

飼うかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね！

マイクロブタが大きくなることへの理解

#人生で味わったほうがいいこと

マイクロブタを飼う。 pic.twitter.com/u75u0THaxd

— 【マイクロブタ】こんぶーちゃん (@micropig_konbu_) October 7, 2024

「小さいブタだから可愛いサイズのまま」と思いがちですが、マイクロブタは成長すると20〜40kgくらいにまで大きくなります。

生後すぐは手のひらサイズで可愛らしいですが、数年で中型犬ほどの大きさに成長することを理解しておくことが大切です。

ブタは性格も素直で、愛情深く育ちますが、成長すると体もどっしりとするため、家のスペースや家具への影響を考えておかないと、後悔することに。

ある程度広い飼育スペースを確保するのも必要ですね。

医療費が高く保険がない点に注意

ブタはまだペットとしての認知度が低いため、医療体制が整っていない面があります。

ブタを診察できる獣医師は限られていて、夜間救急なども対応してもらえないことが多いです。

また、犬や猫のようにペット保険もないため、治療費が高額になる可能性があるのも覚悟しておきましょう。

たとえば、病気になったときの費用はすべて自費になるため、いざというときのために医療費をしっかり準備しておくことも大事です。

元気でいてくれるのが一番ですが、健康管理や予防も意識して飼うことが、長く一緒にいられるポイントですよ。

病気になったら心配なのはもちろん、費用も負担になりますね。事前に調べておくと安心です。

飼育環境と専用グッズの準備が必要

マイクロブタを飼うには、しっかりした飼育環境と専用グッズが欠かせません。

しかし、まだ市販のブタ専用グッズが少ないのが現状です。

ハーネスや防寒用の服、トイレ用品もほとんどが手作りや犬用の代用品で済ませる必要があります。

また、成長に合わせて何度も買い替えが必要なので、それなりの出費もかかります。

ブタ専用のサポートが増えると楽ですが、今は工夫しながら揃えていくしかありません。

ペット用品を手作りするのが好きな方なら、楽しめるかもしれませんね！

市販品が少ないのは不便ですが、作る楽しさもあるかも？工夫して愛情たっぷりの環境を整えたいですね。

旅行が制限される生活の変化

マイクロブタはとても人懐っこい性格で、飼い主に愛情を注ぎますが、そのぶん一人でいるのが苦手です。

そのため、旅行など長期間の外出が難しくなります。

ペットホテルも少なく、預け先を見つけるのが難しいため、「旅行に行きづらくなる」と感じる方も多いです。

ただ、最近ではマイクロブタ専用のペットホテルも少しずつ登場しているので、どうしても出かけたい場合は早めに予約するなどの工夫もできます。

旅行が好きな方は、ペットホテルや預かりサービスが利用できるかも事前に確認しておくと良いですね。

続けるための心構えと工夫

マイクロブタとの生活は、愛情と工夫が必要です。

思いがけない出費や行動、スペースの確保など、たくさんのことを考える必要がありますが、そのぶん絆も深まります。

毎日の食事、トイレ、遊びなど、ブタ中心の生活になりますが、生活のリズムが整うなど良い影響もあります。

また、飼い主の生活が安定すると、ブタも落ち着いて過ごせます。

お金やスペースなど、できるだけ柔軟に対応できるよう心構えを持ちつつ、家族として迎え入れることで、長く楽しい日々が続けられますよ。

まとめ

マイクロブタはとても愛らしく、飼い主との絆も深い動物です。

ただ、その魅力の裏には、飼育にあたっての覚悟も必要です。

この記事では、マイクロブタを飼う際のポイントや注意点を紹介しました。

マイクロブタを迎える前に、ぜひこれらのポイントをおさえておきましょうね！